銀河 –Milky way–
作品にこの上ない愛を。
久々に「あ、きた。」って感触。
どの子も愛しているけれど、
この子は私の脳内をそのままアウトプットできた感覚。
「名」に悩んだのですが、
上か下か、だったら上だし、
無か有か、だったら無だな、
なんて色々迷走しながら
ストンと着地して「銀河」でしっくり。
”銀河 –Milky way”
私たちは空を見上げることを忘れてしまった。
天を仰ぐ。
宇宙を前に立ちすくむ。
”彼ら”はいつも私たちを見つめている。
5次元の彼方へ。
インターステラという映画を勧められ
前に一度観たことがあって。
なんていうか感想を述べるにはあまりに壮大すぎる内容で、
だけど頭について離れない作品。
普段私たちが生きて行く中で
なんかふと「あれ?」とか「なんで?」とかって
現象って、実は日常茶飯事に起きていて。
例えば、友達の友達と違うルートを伝って出会っていたりとか、
「虫の知らせ」とか、なんかそういう些細な「あれ?」ってやつ。
あれは5次元の向こう側の誰かが
私たちをその未来へ導くために「道案内」をしてくれている、
みたいな内容がぎゅうううっと凝縮されているのですが。
それが的を射ているような気がしてならなくて。
そしてその「誰か」はきっと「私自身」で。
未来とか過去とか時空とか次元とか、
全部すっ飛ばして。
誰かが何かを伝えようとしてくれている。
それを受け取るも受け流すも自分次第。
水が流れるように、風が吹くように。
自然のままに身を任せていたら、
きっとそこにたどり着く。
そしてその全ての力の正体は「愛」であるということ。
そんなことを考えさせられる映画。
きっとこの世界の摂理を忠実に再現している。
この世界では今
スマホやタブレットやパソコンを通して
あらゆる情報があふれていて。
私たちは手軽にあらゆる情報を入手することができる。
立っていても座っていても歩いていても、
私たちの手には「情報」が握られていて。
私たちは空を見上げることを忘れてしまった。
きっと先人たちは皆もっと空を見つめていた。
青に透ける白い塊や
暗闇に溶ける光の粒。
それを人は「空」と呼び「宇宙」と名付けた。
神話も星座も1年の日数も1ヶ月の割り振りも
時間軸すら。
人は空を見上げてこの世界に落とし込んだはずなのに。
その全てが今や「スマホ」一つに反映され
私たちは下を向く。
これは本当に在るべき姿なんでしょうか。
私たちは「持つ力」を自ら手放しているのではないか。
そんな風に思ったりもするんです。
つい先日、宮古島へ行くため
遅い時間の飛行機に乗りました。
青に浮かぶ白い雲。
みんな当たり前に「あれは雲だ」と享受しているけれど、
私の頭の中は「ハテナ」だらけ。
先人たちもきっと「ハテナ」だらけだったに違いない。
原理はわかる。
海の水が蒸発して、水蒸気になって、固まって。
そんなことはわかっているけど。
自然が織りなすこの美しさを
方程式で理解しろと言われても納得できない。
なぜこんなにも美しい雲が
この大空に広がっているのか。
飛行機の窓にへばりついて
私は1時間ちかくぼーっとしていたようで。
一緒にいた人たちに後々笑われましたとさ☆笑
だけどそうやって
空に浮かぶ雲を見ていて
あまりにも美しいから
私はいつか雲になりたいと思った。
この身が朽ちたら、いつか海に溶けて
そうして空気中を漂って、いつか白い雲になれたら、って。
その後「私絶対雲になる!雲になるのが夢!」を連発して
また笑われることになったのだとさ☆
いやでも結構本気なんだけどなぁ。
もうつまり何が言いたいかって←ここに来るまでが長すぎる!笑
下を向いて携帯やスマホいじってても
空を見上げることを思い出してもらえたらなって。そんな想いで作りました☆(結論はシンプルー!笑)
そしてこの子、Milky wayは
2本のメインーアートで完結。
これ以上も以下もない。
サブアートはサンプルとして必要ないと判断。
きっとこの作品を選ばれたお客様との会話の中で
生まれるものだから。
お客様の10本の爪に乗って
はじめて完成する作品。
なので
“大天使 Milael & Raphael” の協力を得て
5本の撮影も♡
大天使シリーズとの相性バッチリーーー!
「宇宙」と「天使」。
辻褄が合うような、
理にかなっているような。
空を羽ばたくように。
空を忘れないように。
彼らはきっと私たちを見ている。