伝統工芸-漆ネイル
漆ネイルについての、続き?
続編(๑・‿・๑)
こちらは初めて自分の爪に漆ネイルを(試験的に)施した時の作品♡
今年の3月くらいの作品かな?
使い勝手を試しながら、試行錯誤しながらの試作。
何せネイル業界で使われている既存のものを使用するのではなく
漆職人さんと一緒に打ち合わせを重ねて完成させた「本物の漆」なので、
・お客様の爪に乗せた時にカブレが出ないか、
・ちゃんと1ヶ月爪の上に安定して乗っていてくれるか、
・施術する側にとっても使いやすいものなのかどうか。
その全ての項目をクリアしないと
お客様のお爪に安心して施術することは出来ないため、
様々な方法、カラーでとにかく試してみる。
ネイリストとしてどう生きていくのか。
模索し続けた1年間。
とにかく技術を求め、自分の表現したいものを追求し続けた1年。
自分が表現したいものを
表現できるだけの技術がなくて
まずはその技法を手に入れることに必死だったな。
色んなネイリストさんのところへ行って
自分なりに一生懸命勉強をして、
どうしたら自分の腑に落ちる形で技術を会得し
作品に活かすことができるのか。
考えれば考えるほど
感じる力を失いそうで怖かった。
それでもどうしても欲しかった「藍rishらしさ」を
追いかけ続けた先に見えたのが、
伝統工芸ネイルでした。
ふと、本当にふと、
「あ、漆ネイルやりたい」って
思いつきから始まったのが始まりでした。
リピーターさんたちに喜んでもらえたらいいな、
そんな想いから、自然と行動に移していたの。
降りてきた、という言い方も出来るのかもしれませんが、
ただただ思いついて、「やってみたかったから」が本音♡
職人さんとのご縁を頂いて
すぐさまお話を伺いたくて
もう何もかもが自然な流れだったな(o^^o)
きっとそれは全て「should」じゃなくて「want」で動いていたからだと思う。
私はネイリストとして「こう生きねば」から
ネイリストとして「こう生きていきたい」に
辿り着いたのかもしれないな(o^^o)
そうして生まれた「漆ネイル」から派生して
様々な伝統工芸に興味を持ち、
「もっと知りたい」に変わっていった。
そして知るにつれ、次はああしたいこうしたい
こうなったらいいな、いやそうなれるように努力しよう。
そんな風に膨らんで行った夢や希望が
今の藍rishの精神。
伝統工芸の奥深さや歴史、日本人の大切にしてきた美しい精神を知れば知るほど
最初は藍rishのリピーター様たちに、
喜んでもらえたらいいなから始まったこの思いつきを
もっと多くの人たちに知って欲しいと思った。
広めていけたらと思った。
今、また新たなスタートラインに立って
今後の生きる道を模索しているところです(o^^o)
単純に、純粋に
綺麗だから美しいから
多くの人に知って欲しいなと思う。
本当に美しいものって
もうずっと前から本当は私たちの身近に、あったんだな。
私はただその美しいなと思ったものを
爪に落とし込んだだけで、
もうすでに存在していたんですよね♡
だからこの「伝統工芸ネイル」の感動を作り出しているのは
伝統工芸職人さんたちなんです。
またしっかりそれぞれご紹介させて頂けるよう
もう少し詰めていきます。
今、昔ほどの需要はなく
退廃の一途を辿りつつある伝統工芸。
今回の伝統工芸ネイルの企画で
若い世代の人たちにも伝統工芸の美しい技術を知って欲しい。
そうすることで、伝統工芸の今後の未来を守っていくことに
繋いでいけるといいな。
今回は「漆ネイル」を中心に写真もUPしていきましたが、
他にも様々な伝統工芸の職人さんたちとコラボして企画を進めています♡
次回は「螺鈿ネイル」についてもまた記事を書いていこうと思っています。
まだまだ、やりたいことがいっぱい。
また来るべくタイミングで
いろいろご報告出来るといいな(o^^o)
そしてお客様ネイルもUPしていきますーー!(」´□`)」
どうぞお楽しみに♪