I-change
季節の変わり目で不安定なお天気が続いていますね。
憂鬱な気分に負けないでいきましょう♡
さて、こちらは藍rishの特別メニュー?でもある
”I-change”という作品です。
過去のI-changeに関する記事はこちら☆
http://airish.heteml.net/nailsalon-airish.com/?p=523
ワンセットになっている”I-past”についても過去の記事で綴っているので
ぜひ読んでいただきたい記事です♡
心情・心象風景を
お客様とのカウンセリング・会話の中から一度は絵に落とし込み、
そのパーツパーツをネイルの中に再度落とし込んでいくという
少しスピリチュアル的な段取りを経て
完成に導いていきます。
プロフィール文章にもあるように、
私は幼い頃から画家を目指していました。
小学生の頃から油絵に取り組み、
「画家になる」という夢は私にとっては必然で、
根拠もないのに絵を描いて生きて行くということに
なんの戸惑いもありませんでした。
ちなみに画家になると決めたのは3歳の頃。
このあたりの生い立ちストーリーは
お客様との会話の中でもポツポツでてくるのですが、
前回の記事の後半に書いたように
間違って「過去の思い出話」なんてしてしまうと
まるで自分の身に起こったことではなかったかのような
不思議な錯覚に陥ったりします。
今回のお客様は
”I-past”は必要ないと感じたため、
I-changeをお勧めしました。
現在(いま)の自分の居る位置から見た
無数に広がる人生の選択肢。
見つめる先の未来。
変わりゆく世界を落とし込む。
カウンセリングをしながら描き進めて行く私に
「ねぇ、いまなにを描いているの?
どうしてその色なの?
なんでその形なの?」
と、たくさんのハテナを頂きましたが、笑
私自身「なぜ」「そうなったのか」「なにを」「描いている」のか、
具体的に説明のつかないまま筆に色を取り
紙面に乗せていたりします。
(もちろん説明のつく描写もあります)
この感覚は
昔がむしゃらに絵を描いていたあのときの感覚と
どこか似ているようで。
そこに「対人」がある分、
全く違う行為なのだけれど、
頭の中を文字通り空にして描き進めている辺り、
感覚としてはやっぱり似ているのかな、なんて思ったり。
紙面に書き起こすところまで約20分〜30分。
そのあとネイルの施術に入ります。
書き起こしたパーツの一つ一つを吟味して
噛み砕いて爪に落とし込む。
あぁこれはこういう意味で、
この色が上に乗って、だからこの形状なんだね、
なんて。
お客様も最後の最後までどうなるのか
もう完全に身を委ねられている感覚が
少し怖くもあり、
最高に楽しいと感じることもあり。
いろいろな意味で
この”I-change”は藍rishの
いや、私の、
真骨頂なのではないかと、
改めて感じられたのでありました☆
この作品は施術時間が普段より30分ほど長くかかってしまうため、
“I-past” “i-change” をご希望の方は、
ご予約の際にあらかじめお伝えくださいませ☆