名古屋市伏見駅から徒歩2分。世界初、漆や螺鈿七宝などを爪に施す伝統工芸ネイルサロンです。
BLOG
2016.02.19

Los Glaciares, Argentime

2日間お休みをいただき

京都へ行っておりました♡

ネイル撮影用の手ぬぐいや端切れを

たくさん仕入れて参りました!

どうぞお楽しみにーー!♡

 

”Los Glaciares, Argentime”

 

 

氷山 みゆきさん 17

氷山 みゆきさん 1

 

 

氷山の一角。

幻想的な世界の刹那を

切り取って爪先に宿す。

 

 

氷山 みゆきさん 7

氷山 みゆきさん 8

 

 

藍rishのお客様方や

ブログをご覧いただいている方の間で

ちょっぴり有名なK様♡

”木枯らし”や”千夜一夜”を

両手色違いでお持ち帰りいただいたツワモノーー!笑

 

 

氷山 みゆきさん 9

氷山 みゆきさん 4

氷山 みゆきさん 10

 

 

そんなK様、

今までサンプルからお選びいただいていましたが

今回初の「おまかせで」♡

イメージは随分前の作品、”天女の羽衣”。

 http://airish.heteml.net/nailsalon-airish.com/?p=1509

でもあくまでイメージで、

「寒色系も取り入れつつ

愛理さんにおまかせします♡」

そんな信頼のお言葉をいただいて、

私はただ描きたいように重ねていく。

 

 

氷山 みゆきさん 16

氷山 みゆきさん 12

氷山 みゆきさん 14

 

 

シャリシャリ。

 

いろんな所に

いろんな工夫と遊び心を凝らしていて。

「いい色作るねー…」と

つぶやくようにおっしゃって下さったK様のお言葉が

しんみり嬉しかったり。

 

ほぼ全てのお色が手作りで。

「この色」って色がしっかり出来上がるまで、

何度もパレットの上で色を混ぜ合わせて。

筆で溶いて、混ぜ合わさった色の

「あ、ここ」って色だけを乗せていく。

 

 

氷山 みゆきさん 15

氷山 みゆきさん 6

 

 

私的にツボだったのは、

スーッと伸びる縦ラインの

周りにチリチリと飛翔した白の小粒。

かなりの至近距離でじーーっと見ないと

見えない程度の小さな工夫、

その僅かな表現に、

緊張の一筆を落としていたり。

 

施述が終わり

パシャパシャと撮影している最中。

「なんだったかな、これなんだろう」

と頭の中で懐かしい記憶。

お会計も済ましてもうお帰り、というタイミングで

「あ、思い出した!」

 

”Los Glaciares, Argentime”

 

氷山 みゆきさん 2

氷山 みゆきさん 3

 

 

 

一冊の写真集。

「Walkabout」という写真集。

その中から記憶にひっそりと残っていた、

氷山と空から刺す光の1枚。

 

K様に

「これです!

私は気付かないうちに

この1枚の写真をアウトプットしていたみたい!」

 

慌ててその写真の上で撮影。

完全に一体化♡

 

 

氷山 みゆきさん 5

氷山 みゆきさん 13

 

 

最高に美しい。

あぁ綺麗だなぁ、

 

こんな風に頭の中で

美しい世界の断片とコラボすることも。笑

本人も気付かないうちに

美しいものは頭の片隅に残っていてくれているのでしょう。

 

今はガチガチの氷の欠片も

いつかは暖かい日の光にさらされて

溶けて海へ還ってゆく。

 

どう生きても、何を見ても。

美しいものは美しい記憶として

残り続けていく。

人は皆そうだと思う。

そうであってほしい。

確かにそこに存在し、

確かに幸せだと、そう感じたんだから。

忘れないで。

 

 

K様の次の作品に乞うご期待♡

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