Los Glaciares, Argentime
2日間お休みをいただき
京都へ行っておりました♡
ネイル撮影用の手ぬぐいや端切れを
たくさん仕入れて参りました!
どうぞお楽しみにーー!♡
”Los Glaciares, Argentime”
氷山の一角。
幻想的な世界の刹那を
切り取って爪先に宿す。
藍rishのお客様方や
ブログをご覧いただいている方の間で
ちょっぴり有名なK様♡
”木枯らし”や”千夜一夜”を
両手色違いでお持ち帰りいただいたツワモノーー!笑
そんなK様、
今までサンプルからお選びいただいていましたが
今回初の「おまかせで」♡
イメージは随分前の作品、”天女の羽衣”。
http://airish.heteml.net/nailsalon-airish.com/?p=1509
でもあくまでイメージで、
「寒色系も取り入れつつ
愛理さんにおまかせします♡」
そんな信頼のお言葉をいただいて、
私はただ描きたいように重ねていく。
シャリシャリ。
いろんな所に
いろんな工夫と遊び心を凝らしていて。
「いい色作るねー…」と
つぶやくようにおっしゃって下さったK様のお言葉が
しんみり嬉しかったり。
ほぼ全てのお色が手作りで。
「この色」って色がしっかり出来上がるまで、
何度もパレットの上で色を混ぜ合わせて。
筆で溶いて、混ぜ合わさった色の
「あ、ここ」って色だけを乗せていく。
私的にツボだったのは、
スーッと伸びる縦ラインの
周りにチリチリと飛翔した白の小粒。
かなりの至近距離でじーーっと見ないと
見えない程度の小さな工夫、
その僅かな表現に、
緊張の一筆を落としていたり。
施述が終わり
パシャパシャと撮影している最中。
「なんだったかな、これなんだろう」
と頭の中で懐かしい記憶。
お会計も済ましてもうお帰り、というタイミングで
「あ、思い出した!」
”Los Glaciares, Argentime”
一冊の写真集。
「Walkabout」という写真集。
その中から記憶にひっそりと残っていた、
氷山と空から刺す光の1枚。
K様に
「これです!
私は気付かないうちに
この1枚の写真をアウトプットしていたみたい!」
慌ててその写真の上で撮影。
完全に一体化♡
最高に美しい。
あぁ綺麗だなぁ、
こんな風に頭の中で
美しい世界の断片とコラボすることも。笑
本人も気付かないうちに
美しいものは頭の片隅に残っていてくれているのでしょう。
今はガチガチの氷の欠片も
いつかは暖かい日の光にさらされて
溶けて海へ還ってゆく。
どう生きても、何を見ても。
美しいものは美しい記憶として
残り続けていく。
人は皆そうだと思う。
そうであってほしい。
確かにそこに存在し、
確かに幸せだと、そう感じたんだから。
忘れないで。
K様の次の作品に乞うご期待♡