ちょっと前に作ったけれど
UPするのを忘れてしまっていた作品!笑
名付けるのに随分迷って遠回りしましたが、
最終的にはシンプルに。
”待ち人”
繊細な藍。
輝く粒子。
「根」の象徴。
蓄え、張り、佇み、
大地を担う。
表現したかったもの。
まずは「根」、
そして「琳派(りんぱ)」。
「根」
根と言っても木の根だけではなく
「本質」の根。
人の中枢を司る、
「核」に張り詰める根の部分。
私のイメージでは少しグロテスクな印象で、
深層心理を突き詰めた時に垣間見える
こう、両手でこじ開けて引き裂いて
波打つ脈のような丸い核の内側。
取り出して洗って綺麗にしたいそれは
人から見ると案外美しかったり。
「琳派」
琳派というと江戸時代に置ける絵画を主とする工芸などの流派を指すけれど、
なんかもっと潜在的なイメージ。
「琳派モダン」というワード。
降るように落ちるように。
この作品はやっぱり「上から下へ」降り注がれるもので、
深く深く浸透し辿り着く場所、情景。
言葉で説明するのは難しい。
自分の中身の感情とか、気持ちとか。
心臓に口がついていたら良かったものを
頭と心で離れ離れにされ、
大抵の場合頭の方に口がついてしまっているからなかなか伝わらない。
触れた体温から初めて察知するもの。
浸透するように、染み込んでいくように。
肌に馴染む色。
前にもいつかのブログに書きましたが、
人にはそれぞれパーソナルカラーというものがあります。
大きく分けて春夏秋冬、の4通りの肌色が存在し、
そのどれもに共通して馴染むお色が紺・藍色なのだそうです。
色白さんも色黒さんも、
黄味がかっていても赤味がかっていても。
唯一共通して馴染む色。
ぜひ一度お試しあれ♡