私の中でかなりドツボな”雪片 -midnight-”。
星が降るように、
したたり落ちるように。
儚げに煌めくその一瞬の輝きに馳せる想いは
まるで早春の桜吹雪のよう。
日本人はきっと儚くも散りゆく刹那の美に心を惹かれるんでしょうね、
その代表格が「桜」なんだけれど、
黒に映える「雪」もまた同じ風情を漂わせていて。
私はとても好き。
”雪片 -midnight-”
「太陽と月の真下
昼と夜の境界線で会いましょう」
降り落ちるひとひらの雪。
薄く透ける紙のように舞い上がり、
手の平の温度ですっと溶けてゆく。
差す光に目を細め、空を仰ぐ。
午前1時。
朝か夜で言えば断然夜派の私。
作品を作るのも決まって深夜だし、
外を歩くのも夜の方が好きで。
名古屋の最も栄えているような場所に位置する藍rishでは
なかなか美しい夜空を見上げることはできないけれど。
私の地元、愛知県一宮市では
岐阜に近い分、空気も澄んでいて
田舎だから明かりも少なく
見上げれば満天の星空が見えたりもするのですが、
便利な場所ほど美しい景色は薄れてしまうのだなぁと
名古屋の都会の立ち並ぶビルを見てふと物思いに耽ったり。
”雪片 -afternoon-”とは表裏一体のこの作品、
それぞれに良さがあって
引き立て合う部分が違うからこそ
表と裏、成り立っているのだなと感じたり。
満天の空に君の声が
響いてもいいような綺麗な夜
悲しみが悲しみで終わらぬよう
せめて地球は回って見せた
↑高校生の時に好きだった曲の歌詞。
好きなものはずっと好きなまま。
今回は写真少なめなのですが
(理由は私の爪だから!!笑)
愛して止まないこの作品♡
自画自賛で「きれーー」っていっつも眺めてつぶやいてます♡
消えゆく美しさの中に永遠を感じる。
私の精神は変わらぬまま。