またまた青の糸♡
今回はTちゃんのお爪に♡
もうサロンへお越し頂いてすぐ、即決!
そしてやっぱり色味が毎回微妙ーーに違うのが楽しい作品です(」´□`)」
”青の糸”
”青の楔”、解。
1年前に製作した作品、
”青の楔”を、解きほぐす。
探し求めた答えを
見つけに行こう。
Tちゃんに乗ったこの作品は
澄み渡る蒼。
迷いのない開けた空。
形を変え成す海か。
形容できるものではないのだけれど、
イメージするならそんな感じ。
無垢で美しい。
作品が即決だったため、
あとはもうサクサクとお話ししながらのアート♡
着々と進みます。
BlueGreenの絶妙な吹き色が、
そこに温かみと息を吹き込む。
作品は生きているんだな。
乗るキャンバスの持ち主に、面白いほど似てしまう。
こうして写真を見返しながらそんなことを思ったり。
話は逸れるけれど、
こうしてブログを書き綴ることは、私にとって一種の確認作業のようでもあって。
頭のてっぺんにある想いを、言葉に変換するときに
はじめて見えるもの、感じるもの。
本当に大切な真意が垣間見えたりする。
この↑親指の画像。
これかな、Tちゃんに最も近いのは。
上昇する気流のようにも見えるし、
湧き上がる温水にも見える。
降り落ちる雷電のようにも。
どちらにせよ、結局言葉に変換できないものを
結局作品で描き表しているんだろうな、とも思う。
Tちゃんの過去作品を見返せば
共通して在るものが見えたりする。
それは他のお客様でも、同じこと。
写真ってやっぱり大事。
(記憶と記録、同時に確保し留めてくれるから。)
シャッターと共に切られるものは
時間の進行と、廃れぬ記憶。
華奢で小さなお爪に
それでも”いとし”は乗せたいと、
嬉しいお言葉を頂いて。
正方形にカットする方法で、しっかり添わせていただきました♡
ブログをいつも楽しみにしてくださっているお客様で、
人差し指の黒子を見た途端もう「あ、Tちゃんのネイルだ!」と認識できるほど
読み込んでくださっている方がいるのですが、
それが私はとっても嬉しくて♡
「女は顔が命」なんていうけれど、
それ以外にも人の記憶に残る手段は存在するの。
例え四肢の先の小さな爪先の世界であったとしても、
乗っている想いに命があれば、
届く人には届くんだ。
”青の糸”の切れ端。
紡ぎ出された糸の先に繋がる誰かが、
きっとこの世界のどこかにいる。