予告通り、
”神来 -kamurai-”です♪
もう少しこの作品についてまとめておきたかったので、
私の爪に乗せた作品の写真と共に。
”神来 -kamurai-”を生み出すきっかけになったR様の作品は
ちゃんとR様のことを想って書きたかったので
また後日UPさせてください(*^^*)
※一つ前の記事をご覧になっていない方はそちらからぜひ♪
”神来 -kamurai-”
神来。
神来月(かみきづき)
陰暦11月を表し、
出雲大社に集まった神々が帰って来る月の意でもある。
神来(しんらい)
インスピレーション。
神が乗り移ったかのように霊妙な感興を得ること。
昨日も書いた通り、
やっぱりこの作品は人の爪に乗った方が数千倍美しい。
人の身体の一部になって
初めて作品に命が宿る。
久々に漆ネイル以外を自分の爪に乗せて、
ちょっぴりウキウキ(*^^*)
自分の中で「藍rish」と「伝統工芸ネイル」の
ある種線引きのようなものができて、
それが心底納得のいくもので。
腑に落ちてから藍rishとして作品を制作することに
今まで以上に誇りを持てるようになりました。
これまでにもたくさんの節目や次なる一歩を踏み出すたびに
自分の中でいくつもの覚悟を決めてきたつもりでいたけれど、
今もまさにそんな感覚で。
一体この1年の中で何度決断してきただろう。笑
断捨離と確変の1年が、あと3ヶ月足らずで幕を閉めようとしている。
ここから2016年の最後まで、
どれだけのものを得ながら走っていけるかな(*^^*)
↑このショットがお気に入り♪
おくるみに包まれる赤ちゃんみたい♡笑
気をぬくとずーっと見てる。
自分の爪を。笑
ネイルを愛する女の子あるあるかな?
何かの記事で見かけたのですが、
人は人と話す時
目より相手の手を見て話す時間の方が長いんだとか。
だから指先までしっかりケアをしていると
相手に好印象を持たれやすいという統計結果が出ているそうです。
私はもともと自分の爪にコンプレックスを持っていて、
小学5年生くらいまで親指を吸う癖があって、
さらに爪を噛む癖があって、
最悪の2大悪癖を持っていたんです(°_°)笑
案の定男の子みたいな爪。
台形で先端に広がっているみっともない形をしていて。
爪の形が綺麗な子が羨ましかったな。
今、人前で話すことや、誰かと接することの多いお仕事を初めて
堂々と手を出せるということが本当に幸せだなと思うのです。
おかげさまで「綺麗な手だね」と言われることも多くなりました。
「やっぱりネイリストさんだから爪綺麗だねー!」なんて言われますが、
もともと綺麗だったわけじゃないんですよ♪(*^^*)
お客様たちのお爪もご来店当初に比べて徐々に美しく変化していく様子に
一人じわじわと喜びを感じていたりします。
土台となる爪のフォルムはキャンバス。
しわの寄った布貼りの甘いキャンバスに美しいアートは描けない。
その辺りの技術はまだまだ追求していきたいところです。
いろんな意味でこの時期に生まれてくれてよかった、この作品。
藍rishの作品はお客様と共に在り、
また私という人間の作り出すものでも在り、
お客様とだから生まれるものでも在る。
まだまだ迷いつまづくこともあると思うけれど、
無心で作品を作り続ける中に振り返れる場所があればまた前を向いて歩んでいける。
過去を忘れ去ることも必要だと思うけれど、
私は過去と未来と一緒に歩いていきたい。
無理に捨てようとしなくたって
本当に必要のないものになってしまえば記憶から薄れていくんだから。
それまでは大切に持っていたいな。
二夜連続で”神来 -kamurai-”をお届けしましたが、
明日はお客様ネイルをUPする予定です(*^^*)
新作も乗せ切ってしまいたいのでこちらも優先順位高めに更新していきます♪