もうすっかり春ネイルですね♡
週末は寒くなると聞いていたけれど、
名古屋の空は晴天でした(」´□`)」
そんな春先取りネイルで
2度目のご来店のF様のオーダー♡
「おまかせでー♡」と、
信頼のお言葉を頂いて♡
”桜千切り”
和紙を忍ばせ千年の耐性と、
静かに佇み積み重ねる精神を。
出来上がるまでの工程の中で
F様と二人揃って「これ絶対やばいーー!!♡」と早々に歓喜の声♡笑
藍rishオープン前に制作した
”千”という作品が、今回のキーパーソン。
「和紙を埋め込む」発想から生まれたこの作品。
今回の”桜ちぎり”にも、本物の和紙を埋め込んでいるので
よく見ると細く絡み合う繊維たちが…♡
そして恒例の。
写真に全く写らない。笑
びっくりするほど、写らない。( ; ; )
メインアートの和紙の下、
うすーい新緑や細かい黄金色の微粒子が
光の加減によって姿を現したり隠れたり。
それが全く写らない。笑
F様とも「これは実物見せたいね( ; ; )」と嘆く。笑
新緑の隠し味が本当に写らなかったのが残念すぎて辛い!!
うっっっっっすーーーーら見える人には見える!!!( ; ; )
この上の写真↑の2枚目は黄金色の微粒子が若干わかりやすいかもしれません!
まずはメインアートの施述から入り、
完成してからサブアートの構成を練った作品です♡
全体10本の構成から練る場合もあれば、
今回のようにメインとなる作品に
サブアートを添えることも。
その時その時の作品に合わせて、
工程から組んでいく。
最後に10本のお爪がしっかりと共存し合えてこそ、
作品として完成されたものに仕上がります。
名は”桜ちぎり”と”桜餅”とで随分悩みましたが、
交差する意図を手繰り寄せて”桜ちぎり”と名付けました。
和紙を切って千切って埋め込んでいることと、
契り(ちぎり)を交わすこと。
春の風情を感じられること。
そんな想いで名を乗せて。
それはF様の口からポツリポツリと溢れた言葉たちを
しっかり作品の中に忍ばせることが出来たからこそ。
サブアートの変形フレンチに乗せたフレンチラインは、
「色遊び」の心を忘れずに。
可愛らしいピンクで統一された作品の中にも、
鮮やかな色彩たちを自由に踊らせます。
それは個性の象徴であり、
楽しむということそのもの。
シンプルだけど、凝っている。
積み重ねた工程のその全てがなくてはならない
重要な役割を持っていて。
繊細さの中にも、はみ出すくらい大胆な遊び心が
大人になった今も心を鷲掴みに…♡
↑色で濁されていくキッチンペーパー。
ここからも十分に感じられる絵本の中のような色彩の世界♡
「オフするのが辛いから、1本だけ綺麗に剥がれてくれないかなー…」
「1本だけ毎日お湯に浸け続けたら、綺麗にペロッと剥がれるんじゃないかなー…」と、
真顔で言うF様に「やめてーー!剥がしちゃダメ!!」を連呼する。笑
私もF様も興奮しきった状態で
無事写真撮影も終わり♡
とっても嬉しそうに満面の笑みを浮かべるF様を
お見送りしたのでしたとさ(」´□`)」♡
F様…愛するあまり無理やり剥がさないでくださいね!!!笑