ご無沙汰しております、山田です( ; ; )笑
5月は東京、京都、奈良へ出張しておりました(´・ω・`)
新しい全ての出来事にワクワク☆な反面、
自分のキャパをしっかり把握せねばとたくさんの反省点も…
6月からはシャキッと切り替えてしっかりブログも更新していきます!( ; ; )
さて、今回ご紹介するのは日本の伝統工芸技術の「螺鈿」を意識して仕上げた作品♡
過去にも実は登場している”螺鈿”ちゃん。
あの時はパーツで作った作品でしたが、
今回はアートを「螺鈿仕立て」に組み立てました♡
”螺鈿 -raden-”
日本の美しき伝統工芸、螺鈿細工。
知れば知るほど奥の深い、螺鈿。
「貝殻綺麗」って感性は、きっと誰もが必ず通る道!
もちろん私もそのうちの一人♡
なんていうか、本当に不思議なんですよね、
自然の中から発生する美しさって。
人が手を施さずとも
毅然と美しく在り続けるものって
本当に心惹かれるものがあると思うんです。
むしろ人が作り上げずに済む地球が
最も望ましく最も美しい姿なんじゃないかと思っています。
なので今回の作品は、
作り込まず、ある程度手を放したような引き算の中で生まれました。
私が作品を作る時。
まずはメインアートを組み立てます。
その時々によりますが、
大体10本のうち4〜5本。
バランスを見ながらメインアートのみサクサクっと即興で。
そこから手を返してパズルのように嵌め込んでいくサブアートたち。
この時はタマムシカラーのビンテージメタルデニムカラーを4本に。
残りの左右のお爪1本ずつに、
どのような調色を施そうか、一度筆を休めて。
「あえての辛子色♡」と、
調合済みのオリジナルカラーを乗せたら、
もう片手には引き算でパールの輝く白鼠色を。
そんな工程を先日デザイナーの方にお話したところ
それはデザインを組み立てる時のロジックと同じなのだそうです。
実は私「デザイン」って苦手な分野で、
あくまで「アート」に固執していたのだけれど、
表現する媒体の違いってだけで、完成に至るまでの過程自体が「デザイン」なのかもしれない。
だとしたら私、デザインを経てアートへ結びつけていたのかな(」´□`)」
もともととってもお爪のカタチが綺麗なS様♪
キリリッと繊細な色彩とアートがとってもお似合いでした♡
出来上がってから奪い合うようにお爪を眺めて、
あぁこの瞬間が幸せ♡って感覚を味わい尽くしましたとさ(๑・‿・๑)
S様、2度目のご来店ありがとうございましたーっ♡