今年もこの季節がやってきましたね。
どうやら例年より3週間早く、名古屋は梅雨入りした模様。
(しかしブログを書いている今現在はとーってもいいお天気。笑)
雨の日はお気に入りの靴が履けないし、せっかくセットした髪も寝癖同然になるし、
とにかく女性にとって辛いシーズンではあるのですが
そんな雨の憂鬱も吹き飛ばすくらい最高にかわいい紫陽花ネイル、
今年もすでにオーダーいただいてます♪
紫陽花というテーマは藍rishオープンしてからこの6年間、
毎年欠かすことなくオーダーをいただき続けている不滅のお題です。
1年間でオーダーいただく「お花のお題」の中でも、
藍rishらしさを存分に発揮できる、私の得意なモチーフなのです。
藍rishの創作ネイルは奥行き感にこだわりがあります。
薄く薄く、素材を重ねてジェルを重ねて絵の具を重ねて、
最後にふわっとトップジェルを被せることで、ガラスのドームに閉じ込めるようなイメージで仕上げていきます。
その幾層にも重なる色と色の溶け合う部分に奥行きの中に
特に雨の日に美しく見えるよう、光の入り方と反射の仕方を考えてアートを配置する。
この時期の紫陽花を爪に落とし込む時、一番燃えるポイントが、そこ。
しっとり雨に濡れる素朴な存在感の紫陽花から、
今回のように可憐に咲き誇る大輪の紫陽花を描くまで、
この6年で積み上げてきた「紫陽花レパートリー」は数知れず。
今となってはオープン当初にはなかった伝統工芸ネイルの素材も表現の戦力となり、
「私が理想とするアートのゴール」ではなく、「目の前のお客様に、現在、最も寄り添う作品」により近づける創作が可能になりました。
今回の作品は宿主のお客様の心に雲がかかった時、光を受け、穏やかに過ごせるお守りで在って欲しいと願って創作させていただきました。
まだしばらくこの季節が続くかと思いますが、雨を悲観するのではなく
「やった、雨だからより綺麗なネイルが楽しめる♪」とワクワクしていただけるような作品を心がけています(*^^*)