今日は珍しく落ち着いた美しい指先のご紹介。
藍rishはアートに特化したネイルサロン。
だからこそ、キャンバス(土台)を美しく仕上げるところから一切手を抜きません。
”究極のグラデーション”
実は私、ネイルサロンに勤めていた時に一番苦手だったベースアートが
グラデーションだったんです。
・ワンカラー
・フレンチ
・グラデーション
この3つのアートを規定の時間内に施術することができて
はじめてお客様のネイルを担当できる、という研修制だったのですが、
グラデーション、全然合格できなかったんですよね。
そもそもの話なのですが、
なんでもかんでも「基礎」なるものが苦手な体質で。
絵を描くにもデッサン苦手、
ネイリストになるにも検定苦手。
ひたすら単調な作業をし続ける持久力がすこぶるなくて、
その時々一瞬の発想で煌めく作品を形にするのが得意なタイプ。
典型的な短距離タイプ。
だけど大事なんですよね、基礎。
土台がしっかりしてないと崩れてしまう。
苦手だからこそ、それはもう練習しました。
夜な夜な毎晩、ひたすらグラデーション。
その甲斐あって、今では一番得意なベースアートがグラデーション。
美しい素地があってこそのアート。
アート重視のサロンさんはたくさんありますが、
爪のフォルム(形)、表面の滑らかさ、
全体の厚み、根元のケア、10本並んだ統一感。
どこまで追求して深く掘り下げて研究をしているか、
仕上がりを見れば一目瞭然です。
私も自身の技術も「限界はない、まだまだいける」と信じています。
どこまでも徹底して研究し尽くして、
アート(絵画)よりもアート(造形)を目指します。