さあ、もうすぐ平成が終わりますね。
明日、平成最後の日のサロンはお休みをいただいております。
こういう「節目」を迎える時は、神社へ行きたくなりますね。
大混雑が予想されますが、おちょぼ稲荷へ行ってきます(*^^*)
今日は作品解剖です。
”邂逅”
闇を切り裂く光を求めて。
手を伸ばせど届かぬ光への在此離れ(あこがれ)。
過去にも何度も書いてきたことですが、
作品を作る時、どこからイメージを持ってくるか。
名前が先のとき、
イメージが先のとき、
お客様のイメージをネイルに落とすのが最初のとき。
いろんなパターンがありますが、
今回はお客様のお爪に作品として仕上がったとき。
アートの完成はそこでした。
作品への名入れの話。
私は名付けのための「名前帳」を作っています。
”邂逅”という作品はいつか作りたいとずっと前から考えていて、
名前帳を遡って、お客様の作品に添えさせていただきました。
そしてもう一つ、
“有此離れ(あこがれ)”も、
ずっといつか作品名にしたいと思っていた大切な名前。
私の中で”有此離れ(あこがれ)”と”邂逅”は平行した場所にあって、
対で作成したいと思っていた作品でした。
が、今回一つの作品の中で完結してしまった模様。笑
「光に手を伸ばす、届くか届かないかのところで物語が切れる」
そんな図が浮かんでくれたら嬉しいです。
藍rishオープン当初
ある方から「愛理さんの作品には毒があっていい」と言われたことがあります。
当時はちょっぴり傷ついたのですが(なぜ笑)
今はもうそれをゴクンと飲み込んで腑に落ちてもうそういうもんなんだと落としどころをつけたところです。笑
だって「得られた光を表現すること」がつまらないと感じてしまうんだもの。
追って追って、もっと足掻いて苦しんでいたい。
この作品を乗せるお客様にならわかるはず。笑
作品解剖の感覚、じわじわと思い出してきました(*^^*)
次にブログでお会いするのは令和ですね。
令和では光に手が届いた先の作品をたくさん描けますように!笑
皆様素敵なGWをお過ごしくださいませ♩