名古屋市伏見駅から徒歩2分。世界初、漆や螺鈿七宝などを爪に施す伝統工芸ネイルサロンです。
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2015.09.04

絶好調

メンズネイルーーー!!

ここにUPするのは今回が初♡

 

もうもう、ものすごいご縁でまさかの再会を果たしたY様。

藍rishの扉をくぐった瞬間

「どーーーうなってるの!?」

って。笑

お互いにびっくりするような再会だったんです。

本当に、もんのすごいご縁だったんです。

 

言わずもがな、見てのとおり。

今回のタイトルは

”絶好調”。

 

 

絶好調1

 

 

とってもとっても残念なことに、

この日デジタル一眼が手元になくて

iphoneでの撮影。

なので、綺麗に撮れていたのは2枚だけ…泣

iphoneの画質も十分きれいなんだけれど、

蛍光灯の光に邪魔をされて

必要以上に反射してしまい

デザインが見えなくなってしまうんです…泣

Y様ごめんなさい泣

 

こちらのY様、

実はサロン勤務時代に通ってくださっていた常連様。

当時私の担当ではなかったのですが、

ヘルプで何度か施術に入らせて頂いたことがありました。

 

これは超個人的な私のお話になるのですが、

実は私男性の顔の記憶が全くできないんです。

会えば認識はできるのだけれど、

「じゃあまたね」ってバイバイして顔から目を離した瞬間、

忘れてしまうんです。

なぜか男性だけ。泣

 

そんな私が

唯一覚えていたY様。

実はそれには理由があって、

サロン勤務時代に、サロンスタッフみんなの「姓名鑑定」をしてくださったんです。

そして「あなたの名前はとてもいい名なんだよ」と、おっしゃってくださいました。

私は嬉しくって、

その時「名前」について深く考えさせられたのです。

これは私の見解ですが、

名には力があると思うんです。

名、というより、漢字に。

 

漢字は元々甲骨文字(物を見たまま書く象形文字)で、

殷王朝の時代に生まれました。

そして金文、大篆書、小篆書、隷書と姿を変えて行き、

楷書体が最終形態として現代で使われている「漢字」です。

 

そんな難しい説明は置いておいて(笑)

単純に思うのは、

そんな昔からカタチを変えながら在り続ける漢字、

漢字には力が宿っていると感じるのです。

 

人はこの世に生を受けたと同時に「名」を授けられます。

人が生まれたと同時に名も生まれるのです。

そして力の宿った漢字で、

生まれ落ちたその日から私たちは名を呼ばれ続ける。

そうすると自然に、

漢字の持つ力を分けてもらっているのではないかと思うのです。

だから「名付ける」ということは

その生命に「力を与える」ことなのではないか、と。

私の山田愛理という漢字にも

総画数、主要運格、吉運数がそれぞれ考え込まれて組み立てられており、

それはまさしく両親の愛情そのものなんだと思います。

 

 

そんなことを

漢字に向き合う姿勢を正すことを

教えてくださったY様。

だから覚えていたんです。

人と人との出会いは運命を変えたり

革命をもたらしたり、

何より人生そのものを変えてしまうこともあります。

Y様もきっと、私にとってのそのうちの一人なんでしょう。

だから忘れず、覚えていたのです。

 

 

絶好調2

 

 

 

そんなY様、

サロン勤務時代よりいつも

毎回、どんな時も

右手の親指に達筆で絶好調と書いて欲しい、とおっしゃっていました。

それ以外のお爪は甘皮のお手入やや艶出しなどのケアを。

今回1年ぶりのネイルだったのだそうですが、

やっぱり変わらず「絶好調」なんですね♡

 

Y様と再会できたのは、

本当に奇跡のような必然のような

言葉では形容し難いご縁でした。

 

簡単に説明すると、

藍rishを立ち上げてはじめてご来店頂いたお客様の

義理の息子さんだったんですね。笑

会話の中から発覚して、

なにこの繋がりー!と興奮して

Y様もご来店くださった、という経緯。

 

そしてもう一つ。

藍rishにお越し下さった方は必ず目にしていると思うのですが、

当サロンの背術机の目の前に、1枚の絵画が掛けてあります。

矢場町にある「Fujiギャラリー」で取り扱っている

阿部さんという画家さんの絵です。

この方がまたもっっっのすんごい方で、

ここに書き出すと止まらなくなってしまうので

フジギャラリーのURLを貼っておきます。笑

 http://fujigallery-web.com

その阿部さんの絵の色違いを

ご購入されていたのがこのY様だったのです。

世界に一つとして同じものが存在しない、「本物」。

まだ再会する前に、私もY様もFujiギャラリーへ行っていたのです。

そしてそこから始まっていたご縁でもあります。

ただの偶然で片付けられないほどのご縁。

今回爪に落とし込んだのは、阿部さんの絵画そのもの。

ちなみにY様の奥様も当サロンに通ってくださっています。

家族3人で通われるなんて、

他に例を見ないご縁…!笑

それもY様は2年ぶりの再会。

心から再会できて嬉しいと感じられる、

人と人とのご縁。

巡り会うべくして出会った方とは、

途切れたとしてもまたどこかで繋がるのだと再確認。

私にとって大きな変革をもたらして下さったY様のおかげで、

藍rishの作品にもタイトルがつけられるようになりました。

 

ネイルも人と同じ、

名を付けることによってその名の持つ力を宿すのだと信じています。

だから私の創り出す作品には命がある。

そう信じています。

 

長々と書き綴ってしまいましたが(いつものこと笑)

どうしても残しておきたかったので記しました。

こうして生まれる作品も、

きっと一人一人のお客様とのご縁の中から誕生した証。

Y様、今後ともどうぞよろしくお願い致しますね☆

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